凍れる島
かつて封印された、町を襲った災厄を再び食い止めるお話。
がらんどうの神殿に一人たたずむPC2。*1
闇の眷属は倒されたが、その真の死の印は砕かれてはいなかった。*2
「本来ヤツを封印するのは私の役目だった*3のに、姉上*4は私と幼い娘を置いて旅立ってしまった…
今こそ本来の役目を果たすとき!∴封印∴!!*5」
かくしてPC2の命を代償に、島は再び封印に覆われるのであった!*6
そして10年後!*7
封印の解けた島には、魔を滅ぼす手段を手に入れたPCたちの姿が!
「PC2よ!再び私たちに力を貸してください!∴再生∴!!」*8
再び立ち上がるPC2!
聖痕者たちの勇気が、世界を救うと信じて――!!
そういうことになった。
たまらぬ茶番であった。
身内からのキジルシを見るような視線が心地よかった。
GMさん、お客さん、申し訳ありませんでした。