災厄の運び手

最終日はダブルクロス卓へ。
シナリオの流れはオーソドックスでしたが、一部ハンドアウトのせいで世界の違うPCが紛れ込んでました。


常々思っているのですが、奇人や超人を演出する際に最も必要なものは、
派手なエフェクトでも世界の危機でも強敵でもなく、
その世界の一般人だと思います。
なんとなれば、超人が超人たる所以はまさに、凡人から見て到底到達し得ないであろう能力を持つところにあるからであります。
空を飛び気を操り瞬く間に千里を駆けるクリリンも、Z戦士に混じってしまえば単なるモブに成り下がる一事からもこれは伺えることであります。


そういうわけで、ウィアードエイジから現代にやってきた黒マント魔術師がカッコイイ口上を述べるたびに
「うわぁ…」
って顔になる一般的な女子高生をプレイしました。

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)

べ、別にオルクス/ソラリスで超人演出ができなかった腹いせじゃないんだからね!*1
何よりPCによって彼に対する反応が違うのがよかった。あの卓でのヴィクトールに対する反応は私の中での理想でした。楽しかった!


そしてクライマックスは全く自重しないGMから凄まじいジャームが繰り出された。
オーソドックスなのはシナリオだけだったよ。


もっと自重してない性能のPCがフルボッコにしましたとさ。どっとはらい

*1:今考えたらバタフライエフェクトとか適当なこと言って運命改変してればよかった!くそっ!