The Five Deadly Shadows

というわけで Dungeon 195 掲載のシナリオを訳して立ててみた。
ハメ殺された!ひどい!単独役はやっぱ扱いが難しい。


舞台はフォーゴトン・レルムの東方地域、 Kara-Tur の一地方。
平和な街 Kudoku が、悪の組織 "The Deadly Shadows" に蝕まれ破滅しようとしている。
冒険者たちは組織の中核を成す5人の暗殺者 "The Five Deadly Shadows" を見つけだし、これを打ち倒すことができるのか!?というシナリオ。
東洋風のシナリオでロールプレイ重視!と言って集まったのが以下のPCたち。

ベン・パーツ(ヒューマンのスレイヤー)
頭頂部の結った髪を除いて剃り上げた特徴的な髪形がトレードマーク。"ゴージ"*1 と呼ばれる異郷の武器を用いて吶喊する。
どわ蔵(ドワーフのウォーデン)
農夫が大自然と一体になることで力を得、副業として傭兵など始めた。彼に睨まれた敵は他の味方に脅威を及ぼすことができない。
ギスカイ*2(ギスゼライのサイオン)
法力相当のサイオニックで怨敵を退散する旅の法師。大慈悲心で衆生を救う。
クラリエッタ(ハーフエルフのバード)
叙事詩のネタを求めて西からやってきた外国人枠。自慢のギター*3を琵琶に持ち替え、やっぱり投擲して戦う。その音色は運命さえも操る。


「Kudoku の街なのに徳が失われたんですね」は本日のMVPであった。


「武士道における七つの徳」とかツッコミどころと思いきや、シナリオ進行で徳を修めていくギミックが面白い良シナリオであった。
ロールプレイ重視なのに受け答えがガッタガタだったのはなんとかしたい。
やっぱ単発でロールプレイするならハンドアウト作った方が楽そう。「旧友 Hiro Yun を訪ねて」とか「あなたの故郷 Kudoku が」とか。


あとエネミーデータには行動指針もセットで明記しておくこと。読むだけじゃ絶対忘れる。
(使い損ねた遭遇毎パワーを見ながら)

*1:斧の柄に穂先のついた、短いハルバードのような武器

*2:空海」と同じイントネーション

*3:フルブレード相当